遺伝子診断とは、一般に疾患や機能異常を引き起こす遺伝子変異の有無を検出するために、血液などから採取したDNAを調べることです。
1:染色体全体異常の検査
2:遺伝子中または、その近辺を含むDNAの短い領域の変異の検査
3:遺伝子の産物であるタンパク異常の検査
遺伝子診断をすることにより、個人やその人の家系における遺伝子変異の有無を確認すると同時に、疾患のかかりやすさの素因を調べることができます。
画像診断、内視鏡検査等では確認できない微細なガン細胞(5ミリ以下)でも、ガン細胞から血液中に遊離されるDNA、RNA等を解析し、分子、細胞レベルの『微細なガン細胞』を検出し、存在リスクを評価します。これにより、超早期診断(前ガン状態のリスク評価)による、超早期発見、早期治療、治癒率向上を目指します。その方法は血液によるガン遺伝子、ガン抑制遺伝子の量や変異を診断することになります。
ガンは、多数の遺伝子変異が蓄積されて発生するため、遺伝子水準の段階で診断し、初期に治療することが最善の方法です。遺伝子診断は、遺伝子レベルで異常を速やかに見つけ出すことが可能です。また、「前ガン状態」のリスクを特定し、向こう3〜5年間のあらゆるガンそれぞれの発症リスクを推定します。
ご説明
ドクターの説明をうけ、検査内容を確認してください。
採血
血液を約20ccから25cc採血します。
検査
約1ヶ月かけて多数の遺伝子を検査します。
レポート
発ガンリスクや予防管理について検査結果をレポートにまとめます。
報告
ゲノムドクターが直接結果をご説明いたします。
発ガン要因を、画像などの従来の検査方法では評価できない”微細ながんの存在リスク”を調べます。 そのために、通常の検査とは違い、多数の遺伝子について、変異解析、発現解析、メチル化解析等を実施し、 総合的に、微細ながんの存在、または、がん化に向かった病変等による「がんリスク」を評価します。
株式会社ジーンサイエンス
http://www.genescience.jp/
尿のマイクロRNAを調べ、
がんリスクをステージ1から判定
当院では、2024年ノーベル賞を受賞した「マイクロRNA」を実用化した検査「マイシグナル・スキャン」にも対応しています。お気軽にお問い合わせください。「マイクロRNA」の発見と機能の解明に関して、米マサチューセッツ大のビクター・アンブロス氏と米ハーバード大のゲイリー・ラブカン氏が、2024年のノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
マイシグナル・スキャンは尿に含まれる「マイクロRNA」をAIで解析し、高精度に、今のがんリスクを調べる世界初※の検査です。今回受賞された研究者の想いを実用化し、がんの早期発見を通じて、多くの人の命を救っていきます。
※ 尿×AI×マイクロRNAを用いたがんリスク検査サービスとして(第三者機関調査)